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為替を読む2007
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ダウ大幅続落も大きな円高圧力にならず

2007/12/18


ニューヨークダウは連日の大幅続落となり本日から発表されるアメリカ金融機関・証券会社の決算発表に注目が集まっています。


これだけ連日の株価下落にもかかわらすクロス円は大きな下げ幅とはならずUSD/JPYが引っ張る形でクロス円の下値を支えています。
 

今年8月のサブプライムローン問題が大きく取り上げられてから株価下落と円高はかなり密接な関係となっていましたが先週の後半くらいからこの関係が崩れてきています。


本来であれば株価の下落はその国の情勢を反映していることから売られるのが普通の考えです。


日経平均が下落すればJPYが売られるのがごく普通の考えなのでダウが下がればUSDが売られるというのが当然であるべきなのですがそうならないのが今の世界経済なのではないのでしょうか?


複雑に絡み合った経済の仕組みがあるために今年最大の問題となったサブプライムローン問題ではリスク資産に投資されていた資金が一気に引き上げられその資金が商品や現物取引にまわり原油高や穀物高にシフトしています。


この動きが来年まで続く可能性は高いものの各国がかなり対策を講じてきていることから今年の様な大きな問題になる可能性は低くなりつつあります。


もちろん想定していたことよりも大きな問題が発覚すれば話は別ですが先進国の5中央銀行が強調して大量に資金を供給するということで沈静化をはかるなど問題が大きくなることを未然に防ぐ努力は好感が持てると思います。


さて、日経平均ですが予想通りダウ下落の流れを受けて寄付きから下落して始まっていますがクロス円の下げはほとんど見られません。


クリスマス前のポジション調整などもあり今年の流れとは違った動きが出るので注意しておく必要があります。


流れにうまく乗れればOK、でも反対に動いた場合にはすばやく飛び降りてしまいましょう。
 

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